ハウスコム・SREHD:AIセレンディピティ型検索で潜在ニーズに合致する賃貸物件を提案

不動産業界初のセレンディピティ型お部屋探し「Serendipity Living Search」を提供開始。数問のアンケートで嗜好パターンをAIが分析し、ユーザー自身が気づいていない潜在的ニーズに合致する賃貸物件を提案する。

+10 件前後をAIが選別提案
数値の信頼性
公式出典あり
予測AI

この事例のポイント

導入効果
+10件前後をAIが選別提案
業種
不動産業
導入分野
営業

Before

多くのお部屋探しサービスでは、ユーザーが希望する条件を選択・指定することでニーズに合った物件を検索するのが主流だった。しかし、この方式には以下の課題があった。

  • 条件指定の煩わしさ:細かな条件の決定や変更を重ねながら理想の物件を吟味することに、ユーザーが手間や面倒を感じるケースがあった
  • 潜在的ニーズの見落とし:ユーザーが自ら気づけていない魅力的な物件の発見が困難であり、エリアや条件の固定観念にとらわれた検索結果に留まりがちだった
  • 事業者側の差別化困難:条件検索型のサービスでは、提供価値の差別化が難しく、競合との優位性を築けないという課題もあった

ハウスコムはこれまで電子申込やオンライン内見・契約などの不動産テックサービスを積極的に取り入れてきたが、次なる差別化として「気づいていない理想の物件との出会い」を実現する新しい検索体験の構築を目指した。

AI導入内容

2023年2月、ハウスコム株式会社はSREホールディングス株式会社の先進的な機械学習技術を活用し、不動産業界初のセレンディピティ(思いがけない発見や偶然の幸運)型お部屋探しサービス 「Serendipity Living Search」 を提供開始した。SREホールディングスは、不動産・金融・IT領域などのリアルビジネスを内包することで実務有用性を高めたDXソリューションの開発に注力しており、顧客ニーズや現場の改善余地を自ら把握しながら機械学習モデルを磨き上げてきた。

セレンディピティ型レコメンドの仕組み

本サービスは、従来のユーザーが指定した条件を元に物件を提案する方法ではなく、ユーザーと属性が近い集団の嗜好パターンをAIが分析する。年齢や年収、自宅最寄り駅などライフスタイルに関する質問に数問答えることで、その回答に基づいて特徴の異なる物件を10件前後表示する。

最初に表示された物件の中から、ユーザーが好みに合う物件を1つ以上お気に入り登録すると、その内容を考慮してユーザーの好みにより近いと思われる物件をAIが選別し、再び一覧に表示する。この「予想外の発見」を通じて、これまで意識していなかったエリア選択や条件設定によって隠れていた理想的な物件との出会いを実現する。

AI技術の特徴

SREホールディングスがこれまで多くの機械学習モデルの開発を通じて磨き上げてきた実務有用性の高いテクノロジーと、ハウスコムが蓄積してきた顧客情報や購買データを融合させた。これにより、単なる協調フィルタリングに留まらない、不動産物件の特性とユーザーの潜在的嗜好を高精度でマッチングするモデルを構築した。

After

Serendipity Living Searchの提供開始により、ハウスコムは以下の効果を創出した。

顧客体験の向上

条件を細やかに指定する必要なく、簡単なアンケート回答だけでAIが物件候補を提示するため、ユーザーにとって気軽に、かつ自身がこれまで気づけなかった魅力的な物件の発見が可能になった。お部屋探しのストレスを軽減し、新たな賃貸選びの体験を提供している。

新たなデジタル接点の構築

本サービスを通じて、ハウスコムは顧客との新しいデジタル接点を構築。最高の顧客体験を提供することで、地域社会で最も人によりそう住まいのデザインカンパニーへの発展を目指す。

不動産業界のDX推進

SREホールディングスは、不動産領域における機械学習技術とシステム構築・運用ノウハウを以ってハウスコムを支援し、同業界を中心とする幅広い事業全体のDX推進及び産業の活性化に貢献している。

本サービスは、不動産業界におけるAI活用の新たな形態として、従来の条件検索型サービスでは得られなかった「偶然の出会い」を科学的に再現した先進的な取り組みである。

公式出典あり この事例の効果数値は、企業のプレスリリースまたは公式発表に基づいています。 出典を確認

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公開日: 2023年2月13日

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