Before
「焼肉くるとん 代官山店」は、タレ焼肉と包み野菜の専門店として人気を博している。本格的なサムギョプサルを味わえる同店は、常に多くのお客様で賑わう繁盛店であった。
しかし、オープン当初から電話問合せが非常に多く、スタッフに大きな負荷がかかっていた。「今空いてる?」の問合せ電話がひっきりなしに鳴り響き、対応に追われて業務に影響が出るほど課題になっていた。忙しい営業時間中、正確な空席情報を台帳に入力することが難しく、電話対応中に他のお客様を待たせてしまうことも多かった。
予約なしで来店されるお客様(ウォークイン)の管理も課題であった。当日の予約が増えるとウォークインのお客様をご案内できなくなるのではないかという不安があり、攻めの姿勢で当日来店の予約を受け付けることができなかった。また、予約なし来店の台帳への入力も手作業で行っており、業務工数がかかっていた。
AI導入内容
ebica予約管理システムの導入
飲食店向けクラウド型予約管理システム「ebica」を導入した。リアルタイムで空席情報を管理し、電話・ネット予約を一元管理できる体制を構築した。
- リアルタイム空席管理: 予約状況がリアルタイムで反映され、正確な空席情報を把握可能に
- 予約一元管理: 電話予約、ネット予約を一元管理し、ダブルブッキングを防止
- スマート予約機能: お客様が自由に予約できる環境を整備
AIレセプション(AIスタッフ”さゆり”)の導入
AIスタッフ”さゆり”が電話予約を自動対応する「AIレセプション」を導入した。ピークタイムの電話対応を自動化し、スタッフはおもてなし業務に集中できる体制を構築した。
- 電話対応自動化: AIがお客様からの電話に応答し、空席状況を案内して予約受付
- 自然な対話: お客様との自然な会話で予約を完結
- データ化: 通話内容がデータ化され、分析に活用可能に
POS連携の実現
「POS連携」機能を導入し、ハンディ端末でファーストオーダーを登録した時点でebicaにウォークインの着席情報が記録されるようになった。
- ウォークイン自動記録: ファーストオーダー時に自動で着席情報が記録される
- リアルタイム空席管理: お会計されるまでその席には予約が入らないため、リアルタイム空席管理が可能に
- 予約とウォークインの最適化: “今すぐ予約”とウォークインがバッティングするリスクを排除
After
ebica、AIレセプション、POS連携の導入により、焼肉くるとん 代官山店は以下の成果を達成した。
月により110%〜120%の来店客数回復
導入当初に比べ、月により来店客数が110%〜120%に回復した。AIレセプションの導入により、以前は取りこぼしていた営業時間外の電話予約も受付できるようになり、予約数の最大化が実現した。
電話対応工数の大幅削減
AIレセプションにより、スタッフの電話対応工数は大きく削減された。導入前は忙しいときで日に20件〜30件ほど着電していたが、導入後はほとんどお店の電話が鳴り響くことがなくなった。ベテランスタッフが電話に張り付く必要もなくなり、新人教育やシフト人数の調整もしやすくなった。
前年比売上アップの達成
AIによる自動分析機能を活用し、設定を最適化した結果、予約の絶対数は大きく増加し、前年比売上アップにまで繋がった。「AIレセプション」のデータをもとに予約受付時間を変更した結果、不成立だった予約も受け付けられるようになり、予約数が増加した。
ウォークイン対応の効率化
POS連携により、ウォークイン入力が自動化されダブルブッキングのリスクが払拭された。お客様来店時の登録作業が不要となり、お席へご案内〜ファーストオーダー取得のスピードがアップした。お客様も待たされるストレスから解放され、顧客満足度が向上した。
攻めの当日予約受付の実現
リアルタイムで空席管理ができるようになり、“今すぐ予約”とウォークインがバッティングするリスクがなくなった。攻めの姿勢で当日来店の予約受付ができるようになり、予約数がわかりやすく増加した。例年予約が減少する月でもそこまで減らず、効果は明白である。
スタッフ負担の軽減と満足度向上
満席時であってもAIスタッフ”さゆり”がお客様にお断りを入れてくれるため、安心しておもてなし業務に注力できるようになった。スタッフの負担を考えると「AIレセプション」を導入して本当によかったと心から感じている。姉妹店ではオープンから21年目にして過去最高の売上を記録した。
公開日: 2024年8月30日
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